夢の覚え書き

「夢の覚え書き」



私の住んでいる家に、たくさんの小学生が出入りしていた。 彼らは、土足で平気で家の中に上がりこんでいたので 不愉快になった私が、その中の一人(小学6年生くらいの女の子)をつかまえて、お説教しようとしたのに、うまく口が回らなかった。 「あなたのお母さんを呼んできなさい。人の家に土足で上がりこむなんて いったいどういうしつけをしているんや」 と言いたかったのに、言葉が出てこなかった。



大学の図書館で、なつかしい友人に声をかけられた。 高校一年生の時同じクラスで大学も同じだった子だ。 とても可愛い子で、その昔ミスDJコンテストの最終選考に 惜しくも落ちてしまった子だ。 その子がニコニコして私に話かけてくるのだ。 学生時代に比べて、少し老けた気もしたけれど やはりとても美しかった。 「専門過程にになってからあんまり見かけなくなってしもたね あんた文学部やったし」 と私は、彼女に話しかけていた。 彼女は、大学を何年か留年した、と言った。私は、へえ、知らなかった。と 驚いていた。 それから童話作家になったと言った。 南條裕子という筆名で書いていると言って、 図書室の本棚からその童話を探し出して私に見せてくれた。

続く

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