夢の覚え書き
「夢の覚え書き」
☆
私の住んでいる家に、たくさんの小学生が出入りしていた。
彼らは、土足で平気で家の中に上がりこんでいたので
不愉快になった私が、その中の一人(小学6年生くらいの女の子)をつかまえて、お説教しようとしたのに、うまく口が回らなかった。
「あなたのお母さんを呼んできなさい。人の家に土足で上がりこむなんて
いったいどういうしつけをしているんや」
と言いたかったのに、言葉が出てこなかった。
☆
大学の図書館で、なつかしい友人に声をかけられた。
高校一年生の時同じクラスで大学も同じだった子だ。
とても可愛い子で、その昔ミスDJコンテストの最終選考に
惜しくも落ちてしまった子だ。
その子がニコニコして私に話かけてくるのだ。
学生時代に比べて、少し老けた気もしたけれど
やはりとても美しかった。
「専門過程にになってからあんまり見かけなくなってしもたね
あんた文学部やったし」
と私は、彼女に話しかけていた。
彼女は、大学を何年か留年した、と言った。私は、へえ、知らなかった。と
驚いていた。
それから童話作家になったと言った。
南條裕子という筆名で書いていると言って、
図書室の本棚からその童話を探し出して私に見せてくれた。
続く